ある夕暮れの空

空を見上げて、虹をみつけた。
大きな虹ではあったが、七色には欠けているような気がした。
しかし、色が足りなくても虹は、やはり虹なのだから。
その存在に、少し気持ちが上がる。
ふと、では、反対側の空はいかなるものかと振り返ると
それはそれは、不思議にコントラストの強い空があった。
虹に足りない色が、こちらに使われたのか?
東京で、こんな空を見たことがあっただろうか?
生まれてこのかた、空をよく見ていたが、この空には出会ったことがなかったような。
恐怖が生まれた。
自然の美しさは、時に人を不安にさせる。
私は、東京っ子であるから、自然現象に、深い意味を強く持ってしまうのかもしれない。

ひとが手を加えることのできない唯一無二の空の色に、非力な存在の人間を強く感じた。
人は、非力であるべきだ。
だからこそ、明日も歩めるのだから。
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by wing_swing_window | 2012-09-29 02:27 | 美しくあるべき街


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